目次

• ○  肌が乾燥しているときのサインは？
• ・赤みや痒みがある
• ・小じわが目立つ
• ・毛穴が開いている
• ○  肌が乾燥する原因は？
• ・「しっとりタイプ」のスキンケアコスメを愛用している
• ・食生活や生活習慣が乱れている
• ・乾燥した環境で過ごす時間が長い
• ○  乾燥に気付いたときの応急処置
• ・パックやローションパックで保湿をする
• ・化粧水やクリームで保湿する
• ○  乾燥を予防するために心がけること
• ・肌質に合ったスキンケアコスメを使う
• ・定期的にピーリングやパックをする
• ○  乾燥の原因を見つけて正しい方法でケアをしよう

肌が乾燥しているときのサインは？

肌が乾燥すると、いろいろなサインが現われてきます。次のようなサインが見られたときは、保湿が十分にできているかどうかを確認してみましょう。

赤みや痒みがある

皮膚の赤みや痒みは、乾燥のサインです。皮膚が部分的に赤くなっているときは、普段使っている洗顔料や化粧水がしみることもあります。ムズムズとしたかゆみやヒリヒリとした痛み、火照ったような熱感があったりする場合は、すぐに対策を講じる必要があるでしょう。

小じわが目立つ

肌が乾燥しているときは、目元や口元などに細かいしわが現われることがあります。このようなしわは、比較的若い年齢でも見られます。手で肌に触れたときに硬く感じたり、表面の角質がめくれていたりするときは、保湿をすることで小じわも解消する可能性があります。

毛穴が開いている

毛穴の開きも、乾燥のサインのひとつです。肌の水分量が減ったことで、皮脂分泌が活発になる人もいます。増えた皮脂で毛穴が開いてしまうと、ニキビなどの吹き出物ができることもあるため要注意です。

肌が乾燥する原因は？

乾燥肌は、加齢以外にもさまざまな原因が考えられます。症状があるときは、以下のような乾燥を引き起こす要因がないかどうかを考えてみましょう。

「しっとりタイプ」のスキンケアコスメを愛用している

もともと肌が乾燥しがちな人がオイルクレンジングやオールインワンの化粧品を使うと、毎日きちんとケアをしていても保湿が十分にできていない可能性があります。

食生活や生活習慣が乱れている

食生活や生活習慣の乱れは、肌が生まれ変わるサイクルにも悪影響を及ぼすことがあります。皮膚は、一定のサイクルで再生されています。食生活が乱れていたり、不規則な生活で睡眠時間が少なかったりする人は、新しい皮膚がスムーズに再生されにくく、結果的に乾燥を招くケースがあります。

乾燥した環境で過ごす時間が長い

エアコンがきいた室内など、湿度が少ない環境で過ごす時間が長いと、肌も乾燥することがあります。外気が乾燥する冬は、このような環境の影響をとくに受けやすいシーズンです。

乾燥に気付いたときの応急処置

「肌が乾燥している」と感じたときは、ここで紹介するようなケアを試してみましょう。症状に気付いた時点ですぐにケアをおこなえば、悪化するのを防げる可能性があります。

パックやローションパックで保湿をする

乾燥時の応急処置に使えるのが、保湿効果があるパックやローションパックです。このようなコスメを使って水分補給をすると、肌の不快感が和らぐ可能性があります。保湿効果を十分に得るためにも、パックやローションパックはできるだけメイクを落とした後におこないましょう。

化粧水やクリームで保湿する

外出先などで乾燥に気付いたときは、携帯の化粧水でスプレーしたりクリームを塗るのもひとつの応急処置になります。また、日頃より自分の肌にあった化粧水やクリームで十分に保湿を行うことが大切です。

乾燥を予防するために心がけること

肌の乾燥は、日ごろの心がけである程度予防することも可能です。乾燥のリスクを減らせる可能性があるのが、次のようなアプローチです。

肌質に合ったスキンケアコスメを使う

乾燥を予防したい人は、自分の肌質に合ったスキンケアコスメを使うようにしましょう。「さっぱりタイプ」のコスメを使っていてなんとなく肌がかさつく場合は、「しっとりタイプ」に切り替えると症状が改善することがあります。自分の肌質を知るためにも定期的に肌診断を受けましょう。

定期的にピーリングやパックをする

ピーリングやパックを使った保湿ケアを週に1回程度のペースでおこなうと、乾燥が防げる可能性があります。肌の生まれ変わりのサイクルを正常に保つには、不要な角質を定期的に取り除くことも大切です。肌が硬く感じるときは、角質除去効果があるピーリングやパックなどを使って肌の再生を促しましょう。

乾燥の原因を見つけて正しい方法でケアをしよう

肌の乾燥は、スキンケアコスメや生活習慣、環境などのいろいろな原因で引き起こされます。乾燥のサインに気付いたときは、何が原因かを見極めて正しいケアをおこないましょう。乾燥を予防するコツは、毎日のスキンケア、生活習慣に気を配ることです。生活のなかで乾燥を生じさせるリスクを減らすようにすれば、少なからず今までよりは、肌のコンディションを良好に保てる期待が高まるでしょう。