目次

• ○  スキンケアの基本
• ○  朝のスキンケア
• ○  夜のスキンケア
• ○  スキンケアの基本のまとめ

スキンケアの基本

お顔の肌は、いつも外からの刺激を受けています。空気中の汚れや花粉、紫外線など肌にダメージを与える要因であると言えるのです。メイクをするようになると、メイクによる肌への負担、メイクを落とす時の摩擦など、新たに肌への刺激が増えることになります。メイク初心者こそ、スキンケアを大切に行なうべきです。

スキンケアの基本は、汚れやメイクを落とすクレンジング、洗顔、保湿です。スキンケアで一番大切なことは、クレンジングといわれています。クレンジング・洗顔で汚れやメイクをしっかり落とすことで、その後の保湿などのスキンケアが浸透しやすくなるからです。スキンケアの順番は、基本的には、クレンジング、洗顔、化粧水、美容液、乳液となります。自分の肌にあったスキンケア商品を選び、肌の調子を見ながら使用していくのが失敗しないコツです。

朝のスキンケア

朝に習慣にしたいスキンケアについてご紹介します。

肌質は、脂性肌、混合肌、乾燥肌、普通肌の４つに分類できます。肌質を知るためには、スキンケアとメイクをしてから５時間後くらいの肌の状態を確認します。ツヤがなくなり、つっぱりを感じる方は乾燥肌です。メイクが崩れ、テカリがでて肌がごわつく方は、混合肌といえます。メイクが崩れてテカりだけがでる方は脂性肌です。メイク崩れなく、適度なツヤがある方は普通肌といっていいでしょう。

朝のスキンケアは、まずは洗顔です。朝起きた時の肌の状態は、肌質によって人それぞれです。普通肌や脂性肌の方は、洗顔料を使って洗顔をしましょう。混合肌の方は、皮脂の多い部分から先に丁寧に洗顔すると良いでしょう。乾燥肌の方は、肌状態をみて、水かぬるま湯で洗うことがおすすめです。洗顔料は、手で泡だててから、肌を摩擦しないように、優しく洗うことがポイントです。洗い終わったら、柔らかいタオルなどで、優しく水分をふきとりましょう。

次は化粧水をつけます。乾燥を防ぐためにも、洗顔がおわったら、なるべく早く化粧水をつけましょう。脂性肌の方は、メーカーが推奨する基本の量を使用します。混合肌の方は、メーカーが推奨する基本の量を使用し、乾燥する部分には重ねづけをしましょう。乾燥肌の方は、メーカーの推奨する基本の量を使用して、乾燥する部分は重ねづけするのがおすすめです。普通肌の方は、メーカーの推奨する基本の量を使用して、乾燥を感じたときは、重ねづけしましょう。

化粧水の使用方法は、中指と薬指をかぶせるようにコットンをはさみ、指の幅全体に化粧水を染み込ませます。摩擦が起きないように軽くなじませていきます。口元や小鼻などの細かい部位もなじませましょう。終わりに手で軽くおさえて、肌のキメの奥まで押し込むようにします。

次は美容液です。美容液は肌に必要な美容成分を角質層まで届けてくれます。保湿成分や美白成分などを多く含んでいる基礎化粧品です。化粧水や乳液だけでは満足できない方にもうってつけ。美容液の使用方法は、使用量を手に出して、手を合わせて美容液を温めてから使用してみてください。温めることで肌への浸透がよくなります。乾燥が気になる部分には重ねづけをしましょう。

続いて、乳液を使用します。日中用乳液を選びましょう。UV効果のある乳液を選べば日焼け止め効果も期待できます。乳液は、水分と油分を補い肌をやわらくしてくれます。メイクのりを良くする効果もあります。乾燥する部分と皮脂が多い部分で量を調整すると良いでしょう。使用方法は、適量を手にとり、優しく肌にのばしましょう。

そして、クリームを使用します。クリームはおでこ、鼻、両頬、顎にポイント置きして、乾燥しやすい目の周り、口周りからのばします。
その後、お顔の中心から外側に向けて、ムラがないように丁寧に少しずつのばしていきます。最後に手のひらでお顔を包み、ハンドプレスして肌になじませます。

夜のスキンケア

夜に習慣にしたいスキンケアについてご紹介します。

まずは、クレンジングを行ないます。メイクをしっかり落とすことは、肌を健やかに保つためにとても重要です。はじめに、コットンを使用してアイメイクやリップメイクを落としていきます。クレンジングには、オイルタイプ、クリームタイプ、ジェルタイプ、ウォータータイプなど様々な種類がありますが、お肌のためにはクリームタイプやジェルタイプがおすすめです。

次に洗顔をします。洗顔料は汚れをしっかりと洗いながしてくれるものを選びましょう。皮脂の多い額や小鼻や顎から洗います。その後に、頬や口元、目元を洗います。すすぎは５０回を目安にしましょう。

次は化粧水です。メイクを落とした後の肌は乾燥しやすいので、すぐにつけるようにしましょう。夜は、保湿効果の高い化粧水を使用するのがおすすめです。

次にローションパックを使用します。乾燥が気になる方は、オイルパックがおすすめです。

続いて美容液です。日中に受けた肌へのダメージを修復するため、栄養を与えます。

最後は、乳液かクリームを使用します。乳液やクリームはうるおいを閉じ込める役割があります。寝ている間に、しっかりと保湿をするために重要なアイテムです。

スキンケアの基本のまとめ

スキンケアの基本と、手順と方法についてご紹介しました。肌質は人それぞれで、体調や周期によっても変化していきます。スキンケアの基本を学んで、ぜひ、自分にあったスキンケア商品とスキンケア方法をみつけてください。常に試行錯誤を繰り返すことで、自分に合ったスキンケア方法はきっとみつかります。そうなれば、メイクがいっそう楽しめる肌になれるでしょう。